多くの人は、できれば最後までわが家で暮らしたいと願っています。しかし、それは願うだけでは叶いません。そのための準備が必要です。
　加齢に伴い介護を行ったり、あるいは受ける確率が高まっていきます。特に男性は家事や介護に不慣れなため、いざ介護者になった場合戸惑うことがよくあります。いくらかの知識と技術、そして心の準備がわが家での暮らしの大きな助けになります。
介護をする側、受ける側、どちらになっても介護の準備は大切です。学び、励まし合い、地域（わが家）での暮らしを叶えるために、一人ひとりが介護を他人事にしないようにしたいものです。

移乗介助在宅福祉とサービスの説明

高齢化、核家族化が進む中、男性が家庭で家族を介護する必要性が高まりつつあります。
しかし、男性が持ち合わせている介護に関する知識と技術は、十分でないというのが現状です。
もし「身近な人、妻や父母に介護が必要になったら・・・？」。
男性が「もしものための心得」として介護に関する知識、介護実習、要介護状態の体験、調理などについて学びます。
　参加された方からは、「母が高齢なので」「今後のためを思って」「排泄介助について学びたい」と、思いは様々です。
地域で期待されている男性介護力の向上をめざし東城地域センターでは「男性介護教室」を継続的に実施します。

疑似体験

調理実習

電動ベッドの操作と説明

衣服の着脱